2015年9月19日土曜日

KAN「愛は勝つ」 松浦亜弥VSがくっぽいど

 KAN氏は、福岡出身のシンガーソングライター。事務所がアップフロントグループということで、松浦亜弥さんも、「結婚しない二人」をカバーするなど、ハロプロとの関わりもいろいろとあるようです。

 以前、玉置浩二氏を「日本で最も過小評価されているアーティスト」と紹介しましたが、彼の場合は、おそらく「日本で二番目に過小評価されているアーティスト」と云えるでしょう。とはいっても、デビューまもない「槇原敬之」氏が、よくKAN氏と間違われたというエピソードがあるように、当時のKAN氏の世間的知名度は、かなり高かったように思います。現在では、槇原氏に信者の数で、圧倒的に引き離された感がありますが・・・w

 「愛は勝つ」は1990年にリリースされた自身最大のヒット曲で、200万枚以上売れたそうです。そう云えば、「愛はチキンカツ」なんていう替え歌も流行りましたね。山田邦子と良いコンビで、お笑い番組なんかにも喜んで出ていましたから、根っからのお調子者と云うことなんでしょう。

 まずは、ボーカロイド「がくっぽいど」のテイクから貼り付けさせていただきます。僕は、男声のボーカロイドというのは、あまり好みではないのですが、このカバーは良くできていると思います。
 「がくっぽいど」は、名前の通り、歌手のGACKTさんの音声データを元に作成されたボーカロイドです。言われれば、なるほどという感じですが、言われなければいかかがでしょうか。元データとボーカロイドの関係が分かる一例だと思います。


 つぎは、松浦亜弥さんのテイクです。「歌ドキッ」からのテイクになります。


 まあ、想定の範囲内と云えるでしょうw。コメントにもありますけど、本当に気持ちよさそうに歌いますね。「気がつけばあなた」の時もそうでしたけど、この年頃で此の手の楽曲というのは、お似合いだったと思います。

 では、最後にご当人の登場です。KAN氏のライブ動画は結構あるんですが、ほとんどがふざけたコスプレ衣装のテイクなんです。氏のライブは「音楽ギャグエンターテイメントショー」とか云うそうですけど、こんなことばっかりやってるから、過小評価されちゃうんですよね。まあ、才能あるが故のおふざけなんでしょうけど、自業自得ってことですww


 これなんかまだ良い方で、「天使の羽」着けてるのもありましたから。

 おかしな言い方になりますけど、ちゃんと聴くと結構心に響く楽曲もあるんですよね。世間的には、「愛は勝つ」だけの一発屋的扱いになってしまっているのが何とも残念です。
 まあ、ご本人は、居心地の良いアップフロント系の事務所で、フランスに移住してみたりと、やりたいように活動しているということなんでしょうから、凡人からみれば、なんとも羨ましい人生です。

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