2015年3月14日土曜日

松浦亜弥のDon't Know Why

 夏目漱石は、旧制松山中学の教員時代、"I love you."を「我、君を愛す。」と訳した学生に、「そういうときは、月が綺麗ですね、とでもしておくものだ。」と教えたそうです。二葉亭四迷は、「死んでもいいわ。」と訳したそうですが、ストーカー事件はあっても「心中」など聞いたこともないし、月を観ることもなくなった現代では、文豪たちの名訳も、もはや死語になってしまいました。

 で、松浦亜弥のカバー曲に「Don't Know Why」があるんですが、これ英語で歌っています。ところが、これがあまり戴けないww。
 彼女の昭和的カタカナ英語はともかくとして、僕は、英語の歌は英語で歌うべきだとずっと思っていたんです。訳詞など野暮でダサイことだと。でも「Feel Your Groove」を日本語で聴いて、ちょっと考えが変わりました。本当の意味で心に響くのは、ネイティブで語ったときなのかなって。

 僕は、日本語の表現力は、英語に劣るとは思っていないし、なにより松浦亜弥なら、もっと素敵な「Don't Know Why」をパフォーマンスできると思うんです。もちろん彼女のカバーの長所であるノラ・ジョーンズによるオリジナルを最大にリスペクトしたものを。

 というわけで
 ”I don’t  know why. I didn’t  come.”(どうしてなのか分からない。私は行かなかった。)
これ、何と意訳すればいいんでしょうか、もちろん唱えるようにですよww。

では、数あるノラ・ジョーンズのテイクの中から、お一つ。

                         

0 件のコメント: